具体的にどんな通知をしてくれるのか
最近、自分たちの周りに良くない噂があって不安を抱えている人はいませんか。子どもへの声掛けや空き巣被害等、家族構成等により不安に感じる事は様々かと思います。そうした情報をいち早く知り、万が一に備えられるのが、国や自治体等が提供してくれる防犯メールです。これは、近所で起こった犯罪の情報からそれを防ぐための有効な手立て等をメールで通知してくれるものになります。例えば、警視庁が提供するものであれば、全国や近所で発生した犯罪情報、それが検挙されたという情報、そして防犯情報等を教えてくれます。このシステムの場合は、警察署単位で、その周辺情報だけを受信するという設定が可能です。さらに、特定の時間に発信された情報だけを受信する機能も付いています。例えば、毎日仕事で帰りが遅くなるような人であれば、毎日夜7時から12時までの情報に限定する事で、より精度の高い対策を行えます。色々な有効活用法があるので、いろいろと試してみると良いでしょう。
自治体提供のものも沢山あります
そうした国から提供されるものだけでなく、都道府県ごと、市区町村単位で防犯メールを提供している所も多くあります。都道府県ごとの警察が提供しているものや、自治体が提供しているものまで様々あり、色々な選択肢から選ぶ事が出来ます。犯罪の情報はもちろんのこと、その地域に応じたお役立ち情報を提供している所も多くあります。例えば、都市部といわれる自治体であれば、光化学スモッグや微小粒子物質の濃度の注意情報、自然災害が多い自治体であればそれに対する情報等です。こうした自治体ごとのものは、住んでいる人はもちろんそこに両親や一人暮らしの子どもが住んでいる人も登録している事があります。そうした情報を仕入れて、口頭等で伝えるという人も増加しているようです。
こうした通知システムを使うメリット
こうしたシステムを利用するメリットは、直接防犯対策が出来るという以外にも、普段の生活から意識付けが出来るという点にもあります。メールが通知された時だけでなく、普段から犯罪に巻き込まれないにはどうすれば良いかという意識付けが付けば、自然とそうした事は少なくなります。それ以外にも、自分の住んでいる地域で今何が起きているかを把握しやすくなるというメリットもあります。一般的なメディア等では、時間や紙面の制約があり、全ての地域の細かな事を取り上げる事は出来ません。それを自分で補完する事により、より良い暮らしを実現しやすくなります。